1月20日と2月21日にワークショップを開催し、
「障がい者の不利をなくすには」を議論しました。

已己巳己(いこみき)
中部大学第一高等学校

■応募時のアイデアタイトル

障がい者の不利をなくす未来

■応募時のアイデア

街で車椅子を使っている人を見て、大変そうだと思ったことがきっかけ。障がい者の人が安心して出かけられたり、足の不自由な人が障がいのない人と同じように街を歩けたりする未来にしたい。例えば、車椅子に乗らなくても特殊なスーツで歩くことができるようになるとよい。さらにAIによって必要な状況を提案して、その特殊なスーツを身に付けられるとよい。

■協力企業

株式会社パソナグループ
「社会の問題点を解決する」という企業理念のもと、ダイバーシティを推進、誰もが自由に好きな仕事を選択でき、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方のできる社会を目指し、事業活動を展開。

■ワークショップ1回目の内容

障がい者雇用の取り組みの紹介を受け、もし身体障がいがあれば日常のどこに不便さを感じるかを考えました。技術を使って障がいのない人と同じ生活の実現を目指すのか、それ以上を目指せるのかなど新たな発想が生まれました。

ワークショップ1回目の様子(オンライン)

ワークショップ1回目のグラフィックレコーディング

■ワークショップ2回目の内容

協力企業のパビリオンで展示予定のパワードスーツの情報を共有いただきました。医療や介護の領域を飛び出し、日常で使う未来を考えました。実際に使う人の気持ちになって考えることで機能性やデザイン性などの課題を感じました。

ワークショップ2回目の様子(オンライン)

ワークショップ2回目のグラフィックレコーディング

■参加生徒の声

ワークショップを終えての感想は?
最新の技術を知ったことで、新たに色々なアイデアを生み出せたり、具体的に未来を想像できたりして楽しかった。これから自分たちが考えたことが未来になっていくと思うと、みんなのためにもっと考えたい。

今後ブラッシュアップしていきたいポイントは?
今のパワードスーツを知り、あったらいいなと思ったものが現実になってきていることにびっくりした。今は非現実的なものでも、さらに自分たちのアイデアも組み合わせ、未来に向けてよりよいものを考えていきたい。

■協力企業からのコメント

万博により未来が迫っていることを感じているが、みなさんの未来はもっとすごいことになっている。そのサービスや商品を開発するのが自分かもしれないとわくわく感を持ちながらアイデアを深めてほしい。