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- 大阪府立工芸高等学校 レポート
1月17日と2月7日にワークショップを開催し、
「インテリアとVR」を議論しました。
工芸高校インテリアデザイン科VRチーム
大阪府立工芸高等学校

■応募時のアイデアタイトル
君にも理想のインテリアを
■応募時のアイデア
部屋の中をスマホでスキャンするとメタバース空間に部屋が映し出される。実際に家具が置いてあるかのように、メタバース空間で部屋のインテリアに合わせて、未購入の家具を設置することができる。人物をスキャンし、同じくメタバース空間に取り入れることで、スキャンした人から見える状況を確認できる。例えば、子どもから見える家具の高さなどを確認することで、より安全を確保したインテリアを作りやすくなるなど工夫したい。
■協力企業
関西テレビ放送株式会社
「テレビ局の制作力・プロデュース力」と「VRを含めたXR技術」を融合しVRシアターなどを活用することで、皆で楽しめる・共感できる体験をプロデュース。
■ワークショップ1回目の内容
協力企業からVR・AR・MRの基本の考え方を学び、メタバースへの見解が広がりました。また、「理想の暮らし」を考えることで、「豊かな生活とは?」という方向に視野を広げ、アイデアを膨らませました。
積極的に意見を述べる高校生

ワークショップ1回目のグラフィックレコーディング

■ワークショップ2回目の内容
「自分と他人(課題のある人など)の理想の暮らし」について改めてアイデアを出し合い、自分たちの生活の無駄をなくし、他の人と繋がりを持つことが豊かな生活に繋がるのではと考え、更に調査を進めていくことにしました。
ワークショップ2回目の様子(オンライン)

ワークショップ2回目のグラフィックレコーディング

■参加生徒の声
ワークショップを終えての感想は?
話し合いの中で、アイデアが「楽がしたい」に繋がるものが多い中「楽になって、その空いた時間で違うことができる」ことを学び、理想の暮らしとは「足し算」ではなく「引き算」だと気づき新しい視点につながった。
今後ブラッシュアップしていきたいポイントは?
他の人の理想についてはなかなか思いつかず、人の立場に立つのは難しいと分かった。もっとみんなの意見を聞いて取り組んでいきたい。
■協力企業からのコメント
自分の理想以外にも、相手の気持ちになって考えることは難しいが一番重要だと思う。
理想を叶える手段として技術がある。目的が理想、手段は技術なので、理想のために技術を使って、どういう未来を作っていくかを考えて欲しい。