1月18日と2月18日にワークショップを開催し、
「昆虫食」を議論しました。

チームコロツキー
大阪府立夕陽丘高等学校

■応募時のアイデアタイトル

おなかいっぱいを当たり前に

■応募時のアイデア

世界の食糧難に昆虫食が救世主になる未来を想像する。昆虫食に対する意見は様々あるが、たくさんの人が昆虫の育てやすさ、栄養価などの魅力に気付き、食卓に並ぶようになるそんな未来。
食料を十分にとることができない人、戦争や紛争・人口爆発などが起こっている国、栄養のある食料を食べることができず、餓死や栄養失調になっている人に昆虫食を届け、食糧難に悩む人・国をなくしたい。

■協力企業

株式会社TOMUSHI
きのこ生産時に出る廃棄物のきのこ菌糸などをカブトムシに食べさせ育てる研究開発を行う。学校跡地でプラントを展開。国内での昆虫の研究、ビジネスモデルの構築検証後に、世界の有機廃棄物問題と食料不足問題にアプローチ。

■ワークショップ1回目の内容

協力企業の話を聞き「食」の問題を多面的に捉えるきっかけとなりました。昆虫食についての課題や目指すべき方向がはっきりし、コオロギパン以外に「違う虫も考えてみよう」など、具体的にソーシャルグッドな方向性を考えることができました。

実際に協力企業が飼育しているカブトムシを観察

ワークショップ1回目のグラフィックレコーディング

■ワークショップ2回目の内容

ターゲットをより身近な人に絞り、ダイエットや筋トレをしたい人に向けて高タンパクなおやつを提供する方針に転換、オリジナルキャラクターなど、より親しみやすいPR方法について具体的に話し合いました。

ワークショップ2回目の様子(オンライン)

ワークショップ2回目のグラフィックレコーディング

■参加生徒の声

ワークショップを終えての感想は?
昆虫食の魅力をどうやって多くの人に発信していくかが大きな課題で、マスコットキャラクターやテーマソングなども考えてきた。今回協力企業と話すことで、新しい視点で支給方法などを考えることができた。

今後ブラッシュアップしていきたいポイントは?
街頭インタビューなどを行って、昆虫食についてどんなイメージを持っているか現状の意見を吟味しながら、どうやって広めていくかをブラッシュアップしていけたらいいなと思う。

■協力企業からのコメント

「なぜ?」というところを考え突き詰め、また相手の立場に立って考えると事業戦略が立てやすくなる。そういった目線を常に考え続けることが大事であり、いいアイデアになっていくと思う。