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- 大阪府立淀商業高等学校 レポート
1月19日と2月20日にワークショップを開催し、
「プラスチックごみの再利用」を議論しました。
エスシー研究
大阪府立淀商業高等学校

■応募時のアイデアタイトル
身の回りのごみを宝の山にかえる!
■応募時のアイデア
ごみのポイ捨ては昔からの社会問題であるが、どれだけ注意がなされても一向に解決することがない。そこで例えば、ペットボトルを100%リサイクルすることで様々なヒット商品を生み出し、企業にそれを回収することの意義を見出してもらう。こうして、「使い終わったペットボトルはお金にかわる」という新しい価値観を生み出し、日本中でごみがなくなる未来にしたい。
■協力企業
グンゼ株式会社
地域産業である蚕糸業の振興を目的に設立。以来、「人間尊重」「優良品の生産」「共存共栄」を経営理念とし、時代のニーズに合わせた事業を展開。現在、循環型社会の構築を目指し、プラスチックの減量化・再利用を推進している。
■ワークショップ1回目の内容
工場内でプラスチックを循環させる取り組みについて学び、その後、身の回りのごみを宝の山にかえるべく、プラスチックをリサイクルする仕組みづくりについてアイデアを出し合いました。今後、プラスチックでつくる「新通貨」についても検討を進めていくことになりました。
ペットボトルにラベルを貼る実験

ワークショップ1回目のグラフィックレコーディング

■ワークショップ2回目の内容
現状と課題点について整理しつつ、プラスチックで作る「新通貨」から、回収した推し活グッズで作る「プラスチックハウス」へとさらにアイデアを広げました。マイナスのものにプラスの付加価値を与え、ごみを宝の山にかえるべく、検討をしました。
ワークショップ2回目の様子(オンライン)

ワークショップ2回目のグラフィックレコーディング

■参加生徒の声
ワークショップを終えての感想は?
身の回りにあるものに対して、「これは何だろう?」「どうやってできたんだろう?」と疑問を持って調べつつ、自分のキャパシティを広げて、周りに発信していくことが大事だと感じた。
今後ブラッシュアップしていきたいポイントは?
プラスチックグッズを集める方法やプラスチックハウスの活用方法、その後の循環方法、アプローチ方法について検討しながら、理想の未来に近づくためのアイデアをブラッシュアップしていきたいと思っている。
■協力企業からのコメント
身近な生活で感じる小さな疑問から大きな社会課題に至るまで、普段から関心を持っていることに共感を得た。高校生が持つ素敵な創造力と世界の知見を組み合わせれば、無限の可能性があると感じた。